ヤンキースと東海岸の人気を二分するレッドソックス(RedSox)の本拠地ボストン。メジャーリーグで最も人気があり、ファンが熱狂的といえばボストン・レッドソックスで異論なしでしょう。日本のプロ野球に例えると、ヤンキースが巨人なら、レッドソックは阪神といった位置づけですね。学生の街ボストンということもあり、ファン層も若いように思います。
レッドソックス戦観戦と、ついでに周辺のボストン観光を楽しむ方法を紹介します。
フェンウェイパークってどんな球場?
メジャーリーグで最古の球場です。歴史を感じる味のある球場で、球場を訪れた時の雰囲気、高揚感はメジャー30球団で一番だと個人的には思っています。
使用チーム | ボストン・レッドソックス(Boston Red Sox) |
所属リーグ | アメリカンリーグ・東地区 |
所在地 | マサチューセッツ州、ボストン |
収容人数 | 37,755人 |
設立 | 1912年 |
球場名 | フェンウェイ・パーク(1912 – 現在) |
レッドソックス戦チケットの買い方
レッドソックスの人気は凄まじいです。2月頃にレギューラーシーズンチケットが発売されると(チーム、年によって発売時期は異なります)、特に土日の試合はあっという間に売り切れます。更にヤンキース戦は一瞬です。
よって、週末のゲームやヤンキース戦を観に行く予定であれば、2月頃にMLBの公式サイトで発売開始される時期を狙って購入するのが良いです。(早めに計画が決まっている必要がありますが)万が一、行けなくなっても、転売サイトのStubHubで同等かそれ以上の値段で売れると思います。
平日のゲームなど、特に人気が集中していないゲームであれば、他のチームと同様にStubHubで、売り出しの残り枚数と価格を天秤にかけながら、タイミングを見計らって購入するのがおすすめです。
チケットの購入方法については、以下の記事を参考にしてください。
”MLBチケットを賢く入手する方法” 記事へのリンク(作成中)
フェンウェイパークへの行き方
フェンウェイパークはボストンの中心地から少し西に外れたところにあります。
旅のスタイルや、その日の旅程によって、おすすめの行き方(交通手段)も違ってくるので、どれがおすすめとは一概に言えませんが、選択肢を紹介します。
地下鉄(Subway)
ボストンの市街地からフェンウェイパークに行くのなら、地下鉄が便利です。Green LineのKenmore駅からフェンウェイパークまで数分歩けば着きます。※ボストンの地下鉄はT(ティー)と呼ばれているようです。
地下鉄での移動を考えるなら、ホテルも地下鉄駅に近いホテルを予約するようにしましょう。
引用元:Massachusetts Bay Transportation Authority
レンタカー
私の個人的おすすめは、やっぱりレンタカーです。メジャーリーグ観戦以外のボストン観光するにも自由に動けるし、ホテルも交通の便を心配することなく、安いところを取れるので。ただ、試合の日は渋滞するので早めの行動をお勧めします。
フェンウェイパーク周辺には駐車場はたくさんあります。ただ、結構高い。球場すぐ近くの駐車場だと$60くらいしたりします。少し離れたところに置いて歩くというのもありますが、たまの旅行なので少々の出費は覚悟。前回行った時は球場近くに$40のところを見つけましたが、車のキーを預けるタイプだったので、貴重品を車の中に置けないし、帰りは、車を出してもらうための長い列に長時間並ぶ羽目になりました。
ちなみに、以下がRedSox公式ページの駐車場案内です。ParkWhizっていう駐車場予約サイトと提携しているようです。
https://www.mlb.com/redsox/ballpark/transportation/parking
ある日の相場を参考までに貼っておきます。
タクシー /Uber
タクシーやUberは、あまりお勧めしません。特に試合が終わって帰る時に、タクシーやUberを見つけるのは結構大変です。
フェンウェイパークの楽しみ方
メジャーリーグを観に行くなら、どこのスタジアムが良いか1カ所だけ挙げろ。と言われたら、私は迷いなくフェンウェイパークを挙げます。そんなフェンウェイパーク行ってみた感想や、行くときの注意点などまとめます。
球場の雰囲気(高揚感)
評価:
メジャーリーグ30球団で最古の球場で、球場の雰囲気、訪れた時に感じる高揚感は、他の球場の追随を許しません。
昔のアメリカ人たちも、こういう雰囲気で野球観てたんだろうなぁ、ってノスタルジーに浸ってしまいます。この球場だけは、どれだけ古くなっても絶対に壊さずに使い続けて欲しいです。
球場内の食べ物
評価:
正直、食べ物はさほど充実していなかった印象です。最近はロブスターBLTとか、Pulled Pork Sandwitchといった、地の生産物を使った新しいメニューを追加するなど、食べ物の充実にも力を入れ始めているとのことですが。。
安く、美味いものを食べるなら、球場内で買うより、球場に入る前の屋台や、周辺のレストランで食べるのがお勧めです。
ショップ(おみやげ)
評価:
球場の外に大きなショップが複数並んでいます。以下の写真の右側が球場で、道を挟んで左側がショップの列です。ショップの中はかなりの広さで、ユニフォームから小物までなんでもあります。
試合が始まるだいぶ前から写真のような賑わいです。早めにいって、ショッピングを楽しむのもいいと思います。
持ち込み禁止
以下のページに持ち込み禁止物が指定されています。
https://www.mlb.com/redsox/ballpark/information/security
注意しないと、うっかり持っていってしまいそうなのが、
- 16oz(約470ml)迄の水は許されるが、それ以外のビン・カン類は持ち込み禁止
- アルコール類
フェンウェイパーク見学ツアー
フェンウェイパークは、ボストンの観光スポットの1つになっているので、試合がない時間帯やオフシーズンには観光ツアーが催されています。
球場の内部(裏側)を見せてもらえるツアーです。ハイライトは、バックスタンドの記者席に入れてくれたり、通常の試合だと高額で手が出ないグリーンモンスターの観客席に座らせてくれたりします。私が行った時にはロッカールームは見せてもらえませんでしたが、他の人のレビューを見るとロッカールームを見せてもらえる事もあるようです。
以下の時間帯で、1時間に1回催行されているとのことです。
シーズン中(4月〜10月) :9:00〜17:00 (ただし、試合がある日は試合開始の3時間前まで)
シーズンオフ(11月〜3月):10:00〜17:00
大人:$21 小人(12歳以下):$15
以下から予約ができます。※予約しなくても空きがあれば、Dゲートで当日申込ができるとのこと。
https://www.mlb.com/redsox/ballpark/tours
ボストンのおすすめスポット (球場周辺の観光)
評価:
メジャーリーグ以外にもボストンは見どころ、食べどころがいっぱいです。
煉瓦造りの茶色いイメージの雰囲気のある街、ニューベリーストリート(Newbury Street)でのショッピング、アメリカの三大美術館の一つボストン美術館と見所には事欠きません。
そして、海沿いの街の特権。シーフードがおいしいお店がたくさんです。
ボストンの見どころについては、以下の記事をご覧ください。

まとめ
くどいようですが、球場の雰囲気・高揚感ではMLBナンバーワンの球場です。
球場の雰囲気(高揚感) :
球場内の食べ物 :
球場内のショップ(おみやげ):
球場周辺の観光 :
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